火の国娘【出会い系】

出会い系

「幸運の女神には前髪しかない」。チャンスは一瞬、逃がしたら最後、その後は無い、という有名な格言ですが、今回はまさにそんな話。

ワタシ、結構出張族なんです。なので、出会い系を始めてから、直前の募集だとなかなか集まらない&うまくいかない、というコツをつかみ始めてきたので、出張する際は大体2週間前くらいから募集を出すようにしていました。この回も同様に九州・熊本の出張が決まり、ウキウキ気分で募集出します。

×月×日に出張で熊本に行きます。もしお時間ある人がいたら、まずは気軽にランチしませんか?

こんなライトな募集をピュア掲示板に出しました。
すると、あし跡がついた中で、出会い系を始めたばかりであろう子を発見!プロフィールを見ても、「寂しくなる夜もあるよね」と寂しさアピール。年齢も20歳前半。これはもしや期待大?・・・と、思いっきり丁寧な返信を心掛け、アプローチしてみます。名前はりなさん(仮)といいます。

う「りなさん、初めまして。××出張で熊本にいくので、もしよかったらランチでもいかがでしょう?」

り「はじめまして。メッセージはありがとうございます!こちらこそよかったらよろしくお願いしますー。×月×日、空いてます!」

(お~~、なんてラッキー・・・!予定も空いているし、やり取り的にも玄人感もなく、普通にやり取りができるちゃんとした娘っぽい。)
2,3通メッセージやり取りした後にLINEに移行します。この辺のやり取りがスムースにできるところも普通の子って感じがして、好感度大です!(業者やプロだと、すぐにフリーメッセージ交換の打診をしてきたり、LINEの交換は嫌がったりするので)

LINEもラリーが続き、出張の日まで楽しいやり取りができました。そこでわかったのは、普段は看護師をしていること、夜勤等もありストレスフルな職場にあること、ランニング等運動もして自己研鑽に励むこと、など。

とってもいい娘や~。期待感は高まり、出張当日を迎えます。
当日は、予定が夜からのため、昼はフリーの状態。狙いはランチ後に泊まっているビジホに連れ込むこと。そこで一計案じます。題して「手土産、ホテルに忘れてきた作戦」w(はい、ベタな作戦^^;)
東京でスイーツを購入し、渡すつもりがホテルに置いてきてしまったので、「取りに来ない?」と誘う作戦です(果たしてうまくいくのか・・・)

待ち合わせ場所まで来たけど、ちょっと遅れるということで少し待ち。ベレー帽をかぶってくる、というのですぐにわかると思い、携帯をいじりながら待ちます。

すると・・ベレー帽をかぶってくる娘が近づいてきます。
(か、可愛い~!これまで出会い系で出会った中で間違いなくNo1です。さすが、九州、恐るべし熊本…このレベルが出会い系にいるとは・・!?)

早速ランチに向かうが、あまりに想像以上の可愛い娘の登場で緊張してしまったワタシは、昼からビールを煽ることに(笑)。少し打ち解けてきたところ、ワタシの親と同郷が近いことなど共通点なども見出し、盛り上がってきました。また、彼氏持ちであることも判明!(彼氏持ちで出会い系をやっている娘は明らかに何か不満を抱えています)。コレは勝ちが近いか!?

ランチ後、観光も兼ねて熊本城を案内してくれる(ホントいい娘や)というので、一緒にデートします。そしてたくさん歩いて疲れたので、カフェでお茶します(あぁ、本当のデートみたいで楽しい・・!)ただ、この後の展開を考えねば・・・このまま終わってしまう。。。

そろそろ飲み物が無くなり、話題もつきそうになってきたタイミングで、思い切って切り出します。

う「実は・・・手土産を持ってきてて、ホ、ホテルに置いてきてしまったんだよね・・・よかったら、ホテルに来ない・・?」(ドキドキドキ・・・)

り「えっ!?・・・いいですか!?行っていいなら、行きます」

(おおおお~~~~、きたぁーーーー!勝ち確定じゃない・・!?コレ)

出会い系×看護師×彼氏持ち(不満アリ)×ホテルOK=勝率90%?ということで、ビジホチェックインするときにプルプルと手が震えて、うまく字も書けません(笑)

しか~し、部屋に入って・・・雑談するも・・・きっかけがつかめない。。。どうも彼氏が浮気をしている疑惑があり、腹いせに出会い系をやった模様(さらに確度UP!)

なのに!!きっかけがまだつかめず・・・

そして、そして・・・「私、そろそろ帰りますね・・・」
(え、えっ~~~~!!??)

そう、私は完全に勝ち確定の状態から、大物を逃してしまったのでした。。。ビジホに入ってから1時間半・・・手も出さなければ、そら、そうなるか。。。
完全にミスった。。。きっかけをつかめずにいる中で、彼女はもうシビレを切らしてしまったのだ・・・
ホテルを一緒に出ながら、様子を探ってみて、肩を触ったりもしたが、完全な拒絶状態に・・・

完全敗北・・・「幸運の女神には前髪しかない」とはこのことか。。。彼女は最初受け容れてくれていた。たぶん異性としてセックスしてもいいと思ってくれて、ホテルの部屋にも来てくれた・・・
なのにワタシは、怖気ついて、何も打診できぬまま、刻一刻と時間だけが過ぎてしまい、、、彼女はそんな無駄な時間に付き合ってくれるほどはお人よしではなかった(当たり前だ・・・)

この敗戦は痛い・・・痛すぎる・・・これほど可愛い娘と出会うことはたぶんそうそうないし、向こうの受け入れ状態とタイミングもバッチリ合っていた。なのに、なのに、ただ一つの行動を起こせなかったワタシの負けなのだ。。。

悔し紛れに仕事後の夕食もLINEをしたが、2,3通で終わってしまった。。。これは認めざるを得ない・・・女性の方からこちらにアプローチしてくることなんてないんだと・・・(それはお金を払ってサービスをしてくれる風俗だけの世界だと・・)
そして、今回モノにできなかったショックからか、せっかく食いつきのあった高学歴人妻(https://unapapa.net/deaikei_7/)からのLINEの返信も雑になり・・・冷たい返信をしたために、こちらも既読スルー状態となり、二重のショックを味わうことになった。。。

この一件は、今思えば、その後も大きな影響を与えてくれたそんな貴重な敗戦だった。この後、ワタシは打診の大切さ、一つ一つの出会いの大切さ、タイミングの重要さを痛感して、今後、何があってもまずは打診してみよう、ということにつながっていくのであった。

追伸)コロナもあり、その後出張には行けなくなったが、コロナ明けにもう1度熊本へ行く機会があったので、ダメ元でりなさんにLINEしてみたが、、、当然「未読」!!(笑)

ポイント
  • 「幸運の女神には前髪しかない」積極的に”打診”すべし

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